って何ですか?という質問への回答。簡潔に述べると
非効率な勉強法が普及している。
というのは聞いたことのある話かもしれない。マーカーで線を引いたり、テキストを何度も読んだり、語呂合わせや忘れる前の復習など。(ケント州立大学の研究が参考元)
この問題は一見すると簡単に解決する。
悪い勉強法を良い勉強法に置き換える
良い勉強法とやらの情報はネットでも書籍でも探せばいくらでも見つかる
ではなぜ解決してない?
そもそも自分の勉強法が悪いと自覚できない
学習の体系的知識がないので、勉強法の最も大切な部分がわからない
だから適切に実践することができない
いくら自主学習能力が大切とはいえ、自力で勉強法を改善するのは困難だ。
そのために他人の力を借りる。
ここでいう他人の力とは二つある。
学習のコーチ
勉強仲間
学習のコーチとは学習への知識があり実践方法を伝えられる人であれば誰でも良い。部活動のコーチが生徒のフォームをチェックして改善するのと同じように、一緒に勉強して普段の勉強法をチェックし改善する。一番悪い部分を改善できるので効果が大きい。実際に実践している人と勉強法を実践するので一人でやるより確実だ。
勉強仲間によって効果が増す勉強法が割とある。「ティーチング」と呼ばれる生徒が他人に教える勉強法は深い理解を促す。説明することで「自分は理解している」という思い込みに気づける。仲間からの質問について考えることで、自分の頭にはなかった疑問や考えを持てる。
他にも「イメージ・ディスカッション」というテクニック。参考書などを読むときに頭の中で議論をしながら客観的な理解を獲得するというテクニックだがそもそも客観的にディスカッションするという経験がかなり不足している生徒が多い。勉強仲間とディスカッションできる環境は必要だろう。
つまり勉強会は実践するための環境だ。
KumagayaClassの勉強会は、普段友人とやる勉強会にコーチが付いたものだと想像すればいい。知らない人や一人でやるより友人との勉強会の方がモチベーションが上がる。一緒に勉強しながら時々質問したり教え合う。コーチがいるので悪い勉強法はその場で治し、議論が脱線したり集中が切れかけたら軌道修正をする。
勉強会はカフェやマックなど実際に勉強法を見れる環境であればどこでもいい。人数が3名以上であれば会議室などを借りても良い。時間の目安は休みの日に休憩込みで3時間程度。